やたらとしゃらくさいタイトルをつけてみました。はずかしい。
見るか見ないかで悩んでいた、
機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)
を先程見てきました。
とても良かった。
上映直後はとりあえずネタバレ踏まないで見たほうがいいという意見が多く、非常に大きな話題になっていました。
今回の記事では実際に見てきたうえでの感想を書いていきたいと思います。
書いている人は割とガノタなのでご容赦ください。
しっかりネタバレが入るのでスクロールで対策しています。
ご自分で体験したい場合は、一度このページを閉じ、ご自身で視聴してから読むのをおすすめします。
ガンダムが好き、興味があるという方は見て後悔はないかなと思います。
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1話と思われる場所
水星の魔女の後に出すガンダムで、この話していいんだ……
というのが見終わった後の最初の感想でした。
元々上映前に、宇宙世紀の話である、というのは迷惑な事に拡散されており、またネタバレなしで感想を書いてくださっている方の言葉の輪郭を繋げると、サプライズがあるというのは察してしまっていたのですが、実際に見てみると最初の30分の密度は凄まじいものがあったと思います。
- しっかり初代のBGM
- しっかり出るムサイとザク
- そして見覚えのない足回りのデザインの赤いザク
しっかりシャアが出てきてびっくりしました(声は違うけど)
物語は初代1話をなぞるように、でも少し違ったまま、物語は進んでいきます。
- アムロがいない
- ジーンがいなくてシャアがいる
作戦を遂行していく最中、シャアは無人のガンダムを見つけ、ガンダムに搭乗します。
そこから先はシャアがガンダムを奪ったというifの話で、物語が進んでいきます。
ガンダムというにはあまりに歪なデザインですが、曲をキャラクターでガンダムに見えるという不思議な体験。
その後はホワイトベースも鹵獲され、シャアが乗艦することになります。
ついでにガンダムも赤く塗られビットを外付けされるという魔改造がされますが0079時代にしてはオーバースペックじゃない?とはなりました。
そしてそのまま戦争は続き、ジオン優勢のまま戦争に勝利、シャアは最後の作戦でアクシズショックのような現象に巻き込まれ、行方不明になります。
ここまでがおそらく1話相当部分。
1話で描きたかったことは描ききったな、みたいな圧を感じました。
スタジオカラーに頼んだからこの話ができたのか、この話を作りたいからスタジオカラーに依頼されたのか気になるところ。
いってしまえばシン・ガンダムですね。オマージュではなく直球でやるとは思いませんでした。
タイトルに書いた祝福、もしくは呪いって言葉はこの1話相当の部分を見て思ったことです。
水星の魔女が、今までガンダムを見たことのない人に向けて作られた、令和の物語とするなら
ジークアクスは昭和のガンダムに脳を焼かれた大人が書いた妄執の物語です。
ガンダムは宇宙世紀の話だ、と叩きつけられた気がします、とても良かった。
1話は完全に趣味に走った物語という印象でした。シャリア・ブルをあの立ち位置にしたのはどういう感情だったのだろう、監督の推しだったのだろうか
その上で、宇宙世紀の物語を令和の物語にするためにジークアクスはプロモーションやキャラデザは話題性のあるものにしたのかなと思います。
2話と思われる場所
キャラデザが大きく変わって作中では5年後のU.C0085、主人公のマチュさんが出てきました。
実質的にはこっちが1話ですね。
駅の構内で騒ぎがあり、立ち止まるマチュ
逃げる少女、追う警官
少女とぶつかり、スマホが壊され、少女が持っていた非合法の密売品である、MSで戦闘ができるようになるパッチが入ったOSをマチュは手にしてしまいます。
この世界ではMSは払い下げがあり、民間でも使える代わりに戦闘ができないようにプログラムにロックがかけられているようです。
そこからどうするのかと思ったら少女を追いかけ、成り行きで密売品を難民が住む地区にいる非正規のジャンク屋に届ける手伝いをしてすることになります。
なんなら自分から首を突っ込んでいった勢いなので今までとはまた違う猪突猛進さが良かったです。
一方シャリア・ブルはシャアの痕跡を追い、シャアが乗っていたガンダムが出没するというマチュたちが住むコロニーに来ていました。
ガンダムと再び会うシャリア・ブル、ガンダムを鹵獲するため、新型機を投入し、戦闘が開始されます。
戦闘はコロニー内部にまで及び、マチュたちのすぐ近くで戦闘が行われてしまいます。戦闘に気が付き、介入してくる軍警察、警察に捕まるわけにはいかないジークアクスは逃げ、警察はジークアクスを捜索します。
警察は難民を快く思っておらず、住んでいる人をお構い無しで破壊しながら探索。
ジャンク屋にはMSがあり、見つかると大変な事になる、なんとか隠そうとしますが見つかり攻撃されるマチュ達。
そのまま地下区画に落ちてしまいます。
地下には逃げたジークアクスがおり、まとめて攻撃しようとする軍警察、マチュは咄嗟にジークアクスに乗り込みます。
ジークアクスはNTDのような機構が動いて起動、そのまま警察のザクと戦うといった流れです。
戦闘、とてもよかったです。ちょっとエヴァっぽさのある動きはスタジオカラーの色なのかなと
ロボット物の1話らしい王道的な展開にガンダムらしいSEが非常に良かった。
印象に残ったのはマチュがジークアクスに乗るとともに流れる米津さんの曲ですね。歌い出しの
もしもあの改札の前で立ち止まらず歩いていれば
君の顔も知らずのまま幸せに生きていただろうか
という歌い出しが2話のはじまりの全てを表していて、印象に残りました。
もしも〇〇だったらというのはガンダムのキャラは色々な人物が当てはまることであり、それこそ1話のシャアはアムロと出会わなかったことでも表しています。
物語の衝撃は1話ですが一番盛り上がったのは2話の挿入歌の場面だったと思います。
3話と思われる場所
3話では赤いガンダムに乗っていた少年、シュウジと出会い、そのまま成り行きで非合法のモビルスーツ決闘競技に巻き込まれていきます。
ここらへんで脳がパンクしてきたので情報量が一気に落ちます。
結構なボーイミーツガール感があってこれも良かった記憶。
マチュのここまで向こう見ずな前向き感はガンダムのキャラだとちょっと思い浮かばないかもですね。とてもかわいい。
逆に主要メンバーの逃げていた少女、ニャアンとシュウジはかなり控えめな印象でした。
これからどんな展開になるのかとても楽しみ。
3話相当の話を上映したということで、まだどんな展開になるのかわかりませんが今の段階でも伏線がたくさんあり、どう転ぶかわからないのが楽しみです。
シャアは行方不明だしアムロも謎(テムレイっぽい人いたから出てくるような気もしますが声どうするんですかね)ジオン側もドズル以外は存命な気がするのでろくでもない展開にはいくらでもできそうな気配がします。
なまじキャラと、この後の正史を知っている分、妄想が捗ってしょうがないんですよね。
ガンダムがないのにジムがいたりと、OSどうしたんだろうとか細かいところがとても気になってしまいます。
楽しい。
扱う題材が題材なだけに変な展開だと燃えそうで怖いですが、個人的には楽しみなので、本放送が待ち遠しいです。
以上、動画編集しないといけないのに順当に脳を焼かれ突発で記事を書いたのわでした。
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